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『おじさん、お世話になりましたっ』
虎次郎叔父「うんうん!また来年もおいで!!」
虎次郎叔父「虎次郎、もう体は大丈夫なのか?」
虎次郎「うん!もう平気だよ」
虎次郎叔父「気をつけよ──っ
俺も20年前この海で溺れて5日くらい意識不明になったことがあるんだ
あんまり泳ぎ得意じゃないのに女の子の前でかっこつけたくてなあ」
虎次郎「じゃあなんで海の家なんてやってんだよ」
曜介「コジ──っバスきたぞ───っ」
虎次郎「あっじゃ またねおじさん!」
なんで海の家
やってんだよ
虎次郎叔父「追憶…かな
あの子が死んだ時からずっとこの海にいようって約束したんだよ
俺と」
さよなら
俺の
人魚姫
END.
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