0人が本棚に入れています
本棚に追加
愛「あっ潮が満ちてきてる!!」
虎次郎「い!?やばい!!」
愛「えっどうしたの!?」
虎次郎「浮輪がない…」
愛「虎次君…」
虎次郎(だめだ!このままじゃ洞窟が水で埋まる!涙が押し寄せてるから愛ちゃんを連れては泳げない!!)
愛「1人で行って…」
虎次郎「え!?」
愛「私ここで待ってる!虎次君一人で泳いで行って助けを呼んできて!
私なら大丈夫だから!」
虎次郎「そんな…こと…
できるか────っ!!」
愛「なっ…だめだよ!」
虎次郎「ほんのちょっとの間でも女の子1人で置いておくなんてできないよ!!」
虎次郎─ぶくぶくぶく─
愛「きゃ──っ虎次君!!」
虎次郎(苦しい…!!くそ…っせっかくカッコつけたのに…)
最初のコメントを投稿しよう!