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「と、とりあえずごめん。なかなか起きなくて・・。私重かったでしょ・・?」
「全くお前寝すぎだし、重すぎなんだよ! 俺がどんだけ苦労したと思ってんだよっ!」
「そっそんなに言わなくてもいいでしょ! だからさっきから謝ってるじゃん! ごめんって・・・。」
「・・もういいよ。 終わったことでごちゃごちゃ言っててもキリがねぇ。 とにかくこれからどうするか考えねぇと・・。」
「そうだね・・ 戻る方法ってないの?」
晴輝は口は悪いけどこういうときしっかりしているから助かる。
「・・聞いたことないな・・ 過去に入れ替わった先輩もまだ戻れてないって噂だし・・」
「そんなぁ~ じゃあこれから私たち入れ替わって生活しなきゃならないの!?」
「・・戻る方法が見つかるまでお互いのふりをして過ごすしかねぇだろ・・ だからこのことは俺たちだけのヒミツだからな!」
「うん・・? なんで?」
「なんでって・・他人に俺たちが入れ替わってることがバレて騒ぎになったら困るだろうが!」
「そ、そうだね ふたりだけのヒミツにしておいたほうがいいよね・・ あーあ戻れるまで晴輝でいなきゃいけないのか・・」
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