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「ねっ 超怖くない!?」
「うん・・ でもさ、その踊り場の合わせ鏡ってもうないことない?
それに、他人と体が入れ替わるなんておもしろそうじゃん」
「あいかわらず能天気だよね 莉桜は・・・
まぁ確かにあの事件以来合わせ鏡の片方は撤去されたから
心配はないけどさ・・」
私は元々そういう噂に興味ない。
日和は私とは正反対で噂とか大好きだけど、かなり心配性なタイプ。
「そうだよ てかそんなファンタジーぽいこと本当に起こるはずないじゃん!
過去の先輩の話だってきっと作り話だって。」
私は日和の話が信じられなかった。
「そうかな・・?
あっもうそろそろ授業始まる! じゃまたね」
いつのまにか休み時間が終わって、授業開始まであと一分になってる。
「ばいばい また後でね~」
そのときの私はまだ知らなかった。
噂が現実になることに・・・。
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