男の子

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「ぼ、ぼく、大川海・・・」 「どうしたの?迷子?」 「そう。お母さんとはぐれちゃったの・・・」 「それなら、わたしとお母さんを見つけよう!」 ~駅務係室~ 「ちょっと、ここで待ててね。」 ♪~迷子のお知らせです。大川海くんがお母様をお探しです。お心当たりの方は、京急駅務係室まで、お越しさい。~ 「これから、何処にいくの?」 「おじいちゃんのお家に行くの!」 10分経過 「すみませーん。大川海の母ですが・・・」 「おかあ~さん!」 「この度は、ご迷惑をお掛けしました。ありがとうございました。」 「こちらこそ、ありがとうございました。」とみどれ。 「それと、はい、海くん。」 「ありがと~う」と海。 プーープ 「お待たせしました。快特青砥行き発車いたします。閉まるドアにご注意ください。」 「またね、おねえさん! 僕、駅員さんになる!」 「海くん、またね~」 プシュー シュゥ↓ ファーソラシドレミファー
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