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「まったく…この町で生きてるのはお前と俺とお前の母ちゃんと俺の兄貴だけなんだからお前の知り合いばかりだろ? そんなに焦るなよ。」
「で、でも…」
「この町で俺ら以外と会わなければ死なないから落ちつけよ。俺だけでも生き残って人類復活させようぜ!」
彼は笑う。
無邪気に…優しく…太陽みたいに…私はそんな笑顔が好きだ…。
彼の暖かい所が好きなんだ…。
こんな彼の笑顔を曇らせたくない…。
母が死んだなんて言えない…。
不安にさせたくない…。
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