愛してる

14/40
前へ
/98ページ
次へ
「ここは恋愛成就の神社…。好きな人と二人っきりでこの神社に来て 来たときに神社に誰もいないとその恋が叶うって言われてるんだ…」 彼はお社を見ながらそう言った。 私は狛犬から彼へと視線をずらした。 彼はお社から私へと視線をずらした。 視線が合った。 まっすぐと・・・ 「俺は…ずっと君が好きだった。今も好きだ。小学生の頃からこの神社で君に告白すると決めていたんだ。」 彼はまっすぐ私の目を見てそうハッキリ言った。 「俺は君が好きだ。君の返事を聞かしてくれ」 「!?」
/98ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加