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「クリス、僕たちを助けてくれて本当にありがとう」
目に少し涙をためながら、クリスに抱きついた。
クリスの体はとても冷たかった。
だけど、心は暖かかった。
「さよならクリス」
そう言うと頷くと、ロビンはクリスから離れ、外に向かった。
「さようなら……ロビン、マリー」
「お父さん!お母さん!」
外に出たマリーとロビンは、城の近くにまで来ていた街の人たちの中から両親を見つけ抱きついた。
「良かったわ無事でっ」
母親はロビンとマリーをギュッと抱きしめた。
「本当に無事で良かった。しかし、氷の女王め、俺の息子達を連れ去るなんて!」
「最悪だな氷の女王って奴は!」
ロビンの父親の言葉にみんなはそうだと言う。
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