いざ学園へ

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だ、男子校だと…? 琥『なに言ってんだよ、ここらに男子校なんてないだろ?遠かったら通学費払えないし…。』 そうだ、腐男子のための夢のアイランド… 男子校なんて俺にとっては夢のまた夢なんだ。 全寮制があるだろって? 俺は月に最低3回はストレス発散のために喧嘩しないと気が済まないんだ。 全寮制だったらなかなか外に出れないだろ? そんなの俺には耐えられないw 琥『だから男子校には通えな『菜稚さんが男子校の理事長やってるんだって。』 ………………………………………え? な、なんだって? ……………うん。これは聞き間違いだ。 きっとそうだ。 流『……聞き間違いなんかじゃないわよ?』 なぜ俺の心が読めるんだ! お前はエスパーか!!笑 ………………………ってちがぁーう! 聞き間違いじゃないって? 琥『姉貴、それほんとですか?』 流『ほんと。………だから琥珀、菜稚さんのやってる男子校にいきなさい。』 ……………えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!? 流『昨日菜稚さんから電話があってさ、学費免除でアパートも探すからうちに来てくれって。』 どうする、俺!? 菜稚さんってのは本名、涼夜菜稚(スズヤナチ) 俺の親父、涼夜瑞都(スズヤミナト)の弟 つまり俺の叔父である。 そして菜稚は琥珀をものすごく溺愛しているのだ。 それはそれは犯罪レベルに… マジどうしようか… 行きたい気持ちはもちろんあるがあんな変態エロ親父の学園だ。 絶対普通の学校じゃないはず。 …………………でも、でも! 琥『行きます!!!!』 こんなチャンス2度とない。 俺は所詮、腐男子なんだ。 これを断ったら腐男子なんて名乗ることはできなくなってしまう!w 流『琥珀ならそう言ってくれると信じてたわ!毎日萌えの報告しなさいよ!』 琥『任せとけ!!』 ーーーーーーーーーーーー ってな訳で俺はこの学園に入学することになったのである。笑笑
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