腐男子くんの非日常？

いざ学園へ

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はぁはぁはぁ
「ま、間に合った。」

え？
なにしてるのかって？

ダッシュで走ってきたんだよ!

キｰンコｰンカｰンコｰン

あｯ
やべｯ！
遅刻する！

頭の良いみなさんならもうお分かりだろう。笑

そう、此処は学校だw

俺はこの綾華学園(ﾘｮｳｶｶﾞｸｴﾝ)に昨日入学したばかりのピッカピカの高校1年生だ！

ちなみにこの学園は男子校である。
さらにさらにこの学園に通う生徒のほとんどがホモかゲイなのだ！

……うほっ！ww
なんて腐男子向けの学校なんだw
萌え見放題ではないジャマイカ！www

あいつらには止められたけどやっぱ此処に来てよかったなぁ(´∀｀)

あ！
あいつらって言うのは俺が総長やってた頃の暴走族のやつらのことだ。

俺って腐男子だけど結構強くて頭もそこそこ良いんだぜ？w

ほんとは家ってか俺の住んでる県からこんなに遠いこの学園に来る予定じゃなかったんだけど、俺の姉貴(もちろん腐女子)である涼夜流華(ｽｽﾞﾔﾙｶ)が

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流『琥珀ー!!聞いて聞いて!!』

琥『あ？ぎゃあぎゃあ喚くなよ。うるせぇな。』

流『あ"ぁ？誰にそんな口聞いてんだよ、テメェ！』

琥『………………大変申し訳ございませんでした。』

俺の姉貴は俺同様、族の総長だ。
姉貴を怒らせてはいけない。

姉貴はキレると族潰しの鬼と化す。
族の奴等が泣きながらやめて下さいと言ってくるぐらいだ。
そのおかげで暴走族だけでなくヤクザの間でも俺ら姉弟は有名だ。

何故姉貴だけでなく、俺の名までヤクザに知られているかと言うと…俺がキレると姉貴よりタチが悪いからだ。詳しくは………言わないでおこう。笑

姉貴は族やヤクザの間ではその容姿から《赤神》-ｱｶｶﾞﾐ-と呼ばれている。

透き通るような白い肌に真っ赤な髪色をしていて女とは思えないほど強いから。

俺は《白神》-ｼﾛｶﾞﾐ-と呼ばれているらしい。

髪の色がシルバーだから？かな。
俺もよくわかんねぇやw

流『琥珀？なにボーっとしてんの？』

琥『………………なんでもない。』

俺って頭の中でいろいろやってると外の音が聞こえなくなるんだよねぇww

琥『んで？俺になんか用？』

流『ハッ!!忘れるとこだった！』

いやいや、忘れんなよw

流『琥珀、あんた男子校行きなさい！』

…………………………………………え？