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「どう考えてもあんたが悪いでしょう」
「あー、マジ反省してまーす」
「謝る気が感じられない」
いやだって俺事実しか言ってないし。むしろ真実突きつけられて怒るとか、さすがおこちゃまパンティー、歪みなきおこちゃまっぷり。
なんだったら胸元までおこちゃまだしね、くそわろりん!
何てことは口に出せないので、内心で言い放って勝った気分になっておく。
信号が青になったのを確認してから歩き出す。
それ以来、お互いに言葉はなかった。榛名はきっと土曜日の日程について考えているんだろう。この子はそういう子だ。
用意周到に、何から何までを予測して、事前に策を打つのだ。だから本当にバイトしてる間、僕は楽できるわけ。
「なぁ、榛名」
「……ん?」
ややタイムラグがあったものの、きちんと返事を返してくれた。
「おなかすいたからラーメン食べに行きましょ」
あっれぇ?じと目で見られてるのは何故だい?何故なんだい?
「はぁ……」
あ、ため息だけの時は了承の合図って僕知ってますよ。
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