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決戦の日である。
何が決戦の日であるかと言われたら、バイトの日ということだ。かいつまんで言えば土曜日なのだ。
引きこもりのおっさんである池内氏からのバイトにより、社畜となるわけなのだ。
それにより俺は待ち合わせをしている。待ち合わせ場所に指定した、駅のモニュメントで待ち合わせしている。
「あの娘は安産型か……」
そう、待ち合わせしているのだが、隣にいるタンクトップに小麦肌。極め付けのツンツンパツキンヘッドが、先程から駅を行き交う女性を見ては、安産型だの、Dカップだのと言っている。
「ふむ……Aカップか」
なんていうか、変態だぁぁぁぁぁ!って叫びそうになる。というか心の中では8回くらい叫んだ。
なんで見ただけでわかるのか。それ以前に観察して何がしたいのか。もう俺程度のレベルでは理解できない領域に入っている。
「量産型か……」
いやまて、量産型ってなんだ。
って思ったけど納得した。絶対にあの人のこと言ってるよ。
確かに量産してる。だって子供7人引き連れてるもん、そりゃ量産してるわ。
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