第2章

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 ばっかお前!ばっかお前!なんでよりによってめんどくさい雰囲気丸出しの男に喧嘩売ってんだよ!!  そこは流すのが大人な対応って言ってだなぁ!!  って思ったけどこいつの下着お子ちゃまだったからそんなこといっても無意味だったわ。納得。 「なんでいきなり合った人にひんにゅ……そう言った身体的特徴を突きつけるんですか?」  お前、貧乳って認めたくないからってそれは潔くないで。しかもひんにゅまで行った時にはっとした用だけどそれ既に手遅れやで。 「む?特徴を述べたまでであるが?何か問題だったのか?」  その男は平然と、当たり前のように首をかしげる。確かにね、特徴述べただけだから。  そうなると、勝手に馬鹿にされたと勘違いした榛名が悪いのか?なんだろう、詭弁に感じるのに正しいように聞こえる。 「人はそれをセクハラというのよ」  ドヤ顔で返す榛名。上手い返しです。でも胸を張っても大きく見えません。残念。
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