42人が本棚に入れています
本棚に追加
「ねえ、スキでしょ?」 ゆうりにいきなり教室に入ってくるなり、言われた。 しかも誰にも聞こえないような声で、悪魔みたいに。 「え..なんd「僕知ってるよ。いつも大貴が涼介のこと..顔赤くしてみているの」 いつも子供の様に可愛らしい笑顔はなく、冷たく俺を見ている。 「言っとくけど、涼介は僕のものだから..どう、足掻いても無駄だからね」 「いっ..」 言いたいことだけ散々言われ、挙句に足を踏まれた。 「こわ..」 素晴らしい嫉妬心だ。 あいつの方が下手な不良よりも怖い。 悪魔みたいなやつだ。
最初のコメントを投稿しよう!