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でも昼飯はなぜか一緒に食べた。 もちろん涼介がいるから。 そこはどうしてもゆうりでさえも断ることができなかったらしい。 「どうしたの?二人..怖いよ?」 「え?そう?」 「..別に」 決してケンカしたわけじゃない。 勝手に俺が軽蔑してるだけ。 「..変だよ。俺何かした?」 慌てて首を振った。 「馬鹿じゃないの。僕が涼介に対して怒ることなんてないでしょ」 「でも..変じゃん..」 下を向いてしまった。 それと同時に軽く泣き始めた。 「どうしたの?何で泣いてるの?」 さすがのゆうりも慌て始めた。 「大丈夫だよ~ね。涼介は悪くないから」 ただ、変わった子なんだって思ってた。 けど..まだ俺には分からなかった。
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