3.素直

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でも昼飯はなぜか一緒に食べた。                                     もちろん涼介がいるから。                                          そこはどうしてもゆうりでさえも断ることができなかったらしい。                                 「どうしたの?二人..怖いよ?」                               「え?そう?」              「..別に」                         決してケンカしたわけじゃない。                勝手に俺が軽蔑してるだけ。                                 「..変だよ。俺何かした?」                         慌てて首を振った。                       「馬鹿じゃないの。僕が涼介に対して怒ることなんてないでしょ」                     「でも..変じゃん..」                         下を向いてしまった。                      それと同時に軽く泣き始めた。                            「どうしたの?何で泣いてるの?」                         さすがのゆうりも慌て始めた。                「大丈夫だよ~ね。涼介は悪くないから」                           ただ、変わった子なんだって思ってた。                     けど..まだ俺には分からなかった。  
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