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「んー...」 「これから授業あるってのに..眠くなっちゃったかな..」 泣き疲れてしまったせいか、ゆうりの方に頭を置き寝てしまった。 「..大貴、僕は決してキミのことが嫌いなわけじゃない」 「じゃあ..何なんだよ」 「...好きになるなら..全てをわかっていてほしいだけなんだ」 「は..?どういう意味だよ」 「それは、自分で見つけてよ」 優しく涼介の体をたたきながら、俺に冷たく言い放った。 「..こういうことも、たまにあるから..」 「..ああ..」 さっきとは違う..優しい顔になっていた。
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