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「あ…最後の1本だ」
私は冷蔵庫にある最後のビールを手にすると一気に飲むかちびちびと飲むか迷った。
でももういいや。飲んじゃえ。
私はビール缶を口にするとグイッと一気に飲み干した。
そして空いたビール缶をソファーの横に置く。
ソファーの横には飲みきったビール缶が数本ゴロゴロ転がっている。
「あーあ…もうないや。もっと飲みたいなぁ」
いつもはこれ位飲めば満足するのに今日は全く満足しなかった。
頭はフラフラしてて酔っているのわかるけど、物足りない。
…コンビニ行って買ってこようかな。
でも出掛けるの面倒くさい。
あー誰か冷えたビールくれないかな…。
でもこれからはいつでも冷えたビールが飲めない。
やっぱり冷蔵庫あった方がいいなぁ。
それに更新料。
「はぁ」
もう溜息しかない。
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