1819人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ
「はじめまして美羽さん。ペニャです」
ペニャさんは流暢な日本語で話す。
それがあまりにも綺麗な発音だったので目を丸くしてペニャさんを見てしまった。
…この人日本語上手だ。
グリーンの瞳からこんなに流暢な日本語を聞くと驚いてしまう。
ペニャさんは私が呆然としているとフフッと笑った。
私は「はっ」っと我に帰ると慌ててペニャさんを見て挨拶をした。
「はっはじめまして。主人がお世話になっています」
「日本語上手でしょ？」
「えっ？」
「この顔だから皆、最初は驚きます」
ペニャさんはそう言うと微笑んだ。
この人…私の考えてた事わかってたんだ。
うわぁー恥ずかしい。
「はい…すごく驚きました」
私はそう言うと顔が赤くなっていくのを感じていた。
最初のコメントを投稿しよう！