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「まぁそうですよね。でもあれ…大丈夫ですか?」
「えっ?何?」
「池上さんですよ。さっきから先輩のダーリンと話してますよ」
「あ…」
遠くから見ていると皆と話しているように見えてたけど、よくよく見ると池上さんはコウと話している。
その横で男性陣は道具の準備をしている。
「もしかして。次のターゲットってダーリンっぽくないですか?」
「…確かに。でも結婚している人にも手を出すかな?」
そうだよ。一応、私達は結婚している。
池上さんだっていくらなんでも妻帯者の男性に手は出さないだろう。
歓迎会の時に一瞬見かけたかもしれないけど、実際に会うのは今日が初めてなんだし。
彼女にだって良心的な考えもあるはずだ。
いきなり初めての人に手を出すなんて考えられない。
と思ってたのに華ちゃんは簡単に覆す言葉を言った。
「そんなの関係ないんじゃないですか?だってあの様子を見る限り気にしてなさそうですもん」
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