BBQは危険なお誘い

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「それって参加するの?いいの?嫌じゃないの?」 私はコウの言葉に驚いてしまった。 だって絶対に断られると思ってたから。 するとコウは「はぁ」と溜息をつくと言った。 「だって家族同伴だろ?それにミウは納涼会に参加してくれたしな」 コウは私の予想を裏切り快諾してくれた。 私はコウの快諾に驚きながら嬉しくも思った。 自分でもなんで嬉しいと思ったがわからないけど、顔がニヤニヤしてしまうのを感じていた。 そんな自分をコウに見られたくなくて下を向きながら言った。 「うん。…ありがとう」 「何言ってんだよ。当たり前だろ?」 私はコウの言葉に顔を上げてコウの顔を見た。 コウは私を見て微笑んでいる。 私はその微笑みをぼんやりと見ていた。 コウ参加してくれるんだ。 …なんか意外で嘘みたい。 バーベキュー楽しみになってきた。
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