君の瞳に映るもの

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リビングに着くとミウをソファーに座らせた。 そしてゆっくりと顔を近づける。 ミウは恥ずかしいのか目を逸らそうとした。 でもそんなの許さない。 俺は捉えるように真っすぐにミウを見つめた。 ミウの目が潤んでいく。 きっと俺の視線に耐えられないのだろう。 それでも俺はミウを見つめた。 絶えられなくて目を潤ませるミウが堪らない。 もっと色んなミウが見たい。知りたい。 「俺の知らないミウの声もっと聞かせて」 俺はミウの額に自分の額を合わせると囁くように言った。 「…」 ミウは目を潤ませたまま何も言わない。 ただ恥ずかしそうに俺を見ている。 でも俺はそれがオッケーサインだと思った。 嫌だったら首を横に振るから。 …ミウ。 俺は耳たぶに「チュッ」と軽くキスをすると首筋に唇を落とした。 そして唇を擦りつけるとゆっくりと舌を這わせる。 「あ…」 ミウはそんな俺の動きに敏感に反応した。 色っぽく喘いだと思ったら体をビクッとさせる。 その顔はさっきまでの恥ずかしさはなくなり、艶のある顔になっている。 そんなミウの表情が、声が。 俺をおかしくする。
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