序章 変化の前触れ

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真道救民寺はそこまで広くはない。 応接間、寝室、台所と食卓の部屋、そしてこの滅却の間だ。 滅却の間は基本は師匠の部屋みたいになっているのだが、師匠は必要最低限の物しか置かないのでかなり殺風景だ。 ユウ「失礼します。」 返事が来るよりも早く私は滅却の間へ入った。 ユウ「師匠、お呼びでしょうか?」 「師匠の呼び方は外だけで良いよ、リベルと呼んでくれ。」 俺の師匠、リベル・ブルーノ。命の恩人でもある ユウ「じゃあ、リベルさん…俺に用事があるらしいですね。」 リベル「そうだ、お前に話す事があってだな…」
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