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『先輩、明日たぶん休みます。だって今日は寝ないかもしれませんから。ウフッ』
おいおい…寝ないって、ウフッって何?
エッチな事を想像しちゃうじゃない。
もう…いいよ明日休んでも。
あー力が抜けるわ。
「…全く」
私はそう呟くと項垂れるようにソファに寄りかかった。
そんな私にコウは視線をテレビに向けたまま声をかけてくる。
「華ちゃん?」
「うん。バッチリだって」
「そっか。良かったな」
「うん」
「なぁミウ、さっき思ったんだけど」
「ん?」
「携帯のストラップ、おまえこういうの本当に好きだよな」
そう言うとコウは私を見るなり携帯のストラップを指でピンっと弾いた。
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