あなたの瞳に映るもの-2

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コウの素肌が私に触れる。 その身体は熱をもっているように熱くて。 まるで二人が一つの身体になるように私の身体を溶かしていく。 私は力の入らない腕で精一杯コウを抱きしめると、コウも同じように応えてくれる。 そして何度も唇に優しくキスをしてくれる。 そのキスで私の心はとろとろに蕩けていく。 理性もふわふわ飛んで行って冷静に考える事が出来ない。 ただあなたを想うだけ。 「ミウ…」 「コウ…」 私の名前を囁くように呼んでも、あなたの名前を返すしかできない。 だってあなたの囁く声や吐息が私を高揚させるから。 あなたのキスは私の身体をおかしくする。 あなたの声は私の心をおかしくする。 まるで私じゃないみたいに。 獣のように。 私を溺れさせる。 「ああ…」 私は息を弾ませながらベットの上で満たされきっていた。
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