あなたの瞳に映るもの-2

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朝日が私を呼び起こす。 ゆらりゆらりと朦朧としている意識を覚まそうとしている。 …まだ起きたくない。 だってこんなに素敵な夢…ずっと見ていたい。 でも私の願望とは逆に身体は起きようとしている。 「…やっぱり夢だったんだ」 私は眠い目を擦りながら呟いた。 目が覚める事ここは布団の中で、やっぱり夢だったと思い知らされる。 …はぁ。そうだよね。 そうだよ。あんな幸せのフルコース夢でしかない。 でもこんな夢を見るなんて、私…欲求不満なのかなぁ。 …まっいいや。もう少し寝よう。 私は目を閉じるとごろんと寝がえりを打った。 すると手に何かにぶつかった感触があり、ビックリしてパッと目が開く。 な、何? …? ん?肌? 肌? それも…男の……胸? …!! ええっ!! 目の前にあるものが男の胸だとわかると私の頭はフリーズした。
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