あなたの瞳に映るもの-2

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明るい部屋でのセックスはどうしてこんなにいやらしく思えるのだろう。 コウの表情、身体の動き、汗。 昨日は見えていなかったのに目を閉じない限り全て見えてしまう。 …ああ。コウはこういう表情をするんだ。 こういう動きをするんだ。 でも私に見えているって事はきっとコウも私の身体が見えているはずだよね? 身体も声も…もちろん表情も。 って…うわぁ。恥ずかしい。 表情…見て欲しくない。絶対に変な顔をしている。 そう思うと思わず目を閉じてしまう。 でもコウはそれを許してくれない。 耳元に口を寄せると甘く囁く。 「ミウ、目を開けて。俺を見て」 コウの声は甘く切なくて。 私の胸をキュンとさせる。 だから恥ずかしく思いながらも必死に目を開けていた。 コウはそんな私を優しく微笑むように見ている。 その微笑みはズルイよ。 どんなに激しくても全てが愛おしく感じてしまう。 ねぇコウ。 私…すごく幸せだよ。
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