Happy Wedding-2

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って…ええっ!? この人が彼氏で…彼女? 年下イケメンに年上の大人しそうなキャリアウーマン。 この二人には申し訳ないけど、見た感じは付き合っているように思えない。 私は意外すぎて二人を呆然と見ていた。 けど…。 目の前にいる二人は違和感がなく凄く自然で、やっぱり付き合っているんだなぁと思った。 「木村さん達が心配してたよ。戻ろう」 「うん」 芽衣さんが返事をすると斗真くんは私に視線を移した。 「…先ほどはどうも」 「あ…いえ」 「知り合い?」 芽衣さんは不思議そうな顔をしながら私と斗真くんを見ていた。 そんな芽衣さんに斗真くんは安心させるように笑顔で言う。 「芽衣さん探している時に会ったんだ」 その言い方は優しくて不安や疑問も一気に無くしてくれる。 斗真くんの芽衣さんへの想いが伝わってくる。 だから私も話しておこうと思った。 「女子トイレの前まで探しに来てたんですよ」 私の言葉に芽衣さんは申し訳なさそうな顔をした。 「あ…そうなんだ。ごめんね」 「ううん。もういいから戻ろう」 そう言うと斗真くんは芽衣さんを軽く支えた。
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