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そして下へと降りると奥にある扉を開け放ちその部屋へと入っていった。
そこはリビング。
チクタクと動いている時計を眺めると時刻はもう夜中の一時を示していた。
?「腹へった。なんかあるかな」
電気もつけずになれた手つきで茶棚を探り回す。
そして数秒後にはそこからスナック菓子を取り出した。
部屋に戻ってテレビのチャンネルを変えようとリモコンを取ろうとした瞬間であった。
ヴィィィィ
ヴィィィィ
机の上に置いてある赤の携帯のバイブが部屋に鳴り響いた。
このバイブパターンはどうやら電話のよう。
?「誰だよこんな時間に」
めんどくさそうにベッドから起き上がり机の携帯を手に取る。
「ビリーおじさん」と表示され、下には電話を出るボタンと切るボタンが光っている。
こんな時間に何のようだ?
と思いながらも出るボタンをタッチしてスライドして耳に当てた。
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