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とりあえず状況はさっきより理解したアスモは急いで下の階へとまた戻った。
アスモ「親父!親父!!」
いつもはリビングのソファでだらしなく寝ている親父の姿が今日は無かった。
ガチャン。
左にある扉がゆっくりと開いた。
そこからはアスモの妹であるシファが眼を擦りながら出てきた。
シファ「お兄ちゃん、どうしたの?」
まだ十歳である妹を起こしてしまい、状況を説明しようか迷っているアスモ。
すると次はリビングのガラスが勢いよく割られ、シファが悲鳴をあげるなか一台の白い車が入ってきた。
車からは一人の男が降りてくると家の中へと入ってきた。
男「アスモ、シファ、二人とも早く車に乗れ」
アスモ「親父!」
そう、この髭の男こそが二人の父親である。
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