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ベイザム「ビリー、街の様子はどうだ?…といっても見ればわかるが」
ビリーはくいっとかけている眼鏡を上げると、答えた。
ビリー「駄目だ。役所や店屋、公衆トイレまで何もかもが奴等に破壊され尽くしている。ついでにさっき発表があった。ヴェロニカ本部がEMPEROR LEVELを4に定めた。」
エンペラー レベル
英語でそう書く言葉をアスモは理解できずにいた。
いや、その前に自分の叔父と親父が何をいってるのかも状況すらも何もかもが理解不能だった。
ベイザム「なんだとっ…こいつはもう隠しきれることなんかじゃないってことだな…」
ビリーは横で頷きながら静かにショットガンに弾を込め構えてみる。
アスモ「なあ親父…ビリー叔父さん、一体こいつはどういうことなんだよ!!説明してくれよ!!」
狂者が歩き回る市街地を走る車のなかでアスモは怒鳴る。
するとさすがの親父も「わかった」とだけいい、ビリーに任せた。
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