色づく

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変わらない脈拍のリズム 毎日は毎日の繰り返し 黙々と歩くあたしの目の先は 雨雲色のコンクリートだ つまづかない平坦な道 見えない夢は見ない なんて退屈 なんて灰色 気分は最悪だ 伸びきった煙突から尚 もくもく上がる煙が 世界を暗く沈める 小さなスポイトで 一滴垂らしたら 何か変わるかな 何かが変わるだろうか あの日初めて 君を見た瞬間の あたしの頬に落ちた一滴は 鮮やかだったよ そりゃ、もう 不自然なくらいに あたしの頬は 鮮やかだったよ 思い出し笑いをして 見た空が 少しだけ青に見えて きっと誰かの一滴が 空を青くしたのでしょう 小さな希望が集まって 世界に色を付けるのでしょう 小さな祈りが集まって 世界はまだ捨てたものじゃないと 思えたらいいな
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