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「バウエル・・・、興味がわきました。ぜひそのショーを見てみたいです!」
「ならバーテンダーに頼んでおくよ」
ツエーテンが笑うと、カウンターの奥から一人の男性が現れた。
鋭い目で三人と一羽を見て、口を開いた。
「ツエーテン、肉が痛む。早く冷蔵庫に入れろ。」
「すみません!すぐに入れます!」
ツエーテンは慌てて肉の入った袋を持って厨房に消えた。
男性はリウスを見て、次にバクスを見た。
「この鳥はお客さんの飼ってる鳥か?」
「ええ、まあそんなところですかね」
リウスが答えると、男性はバクスをしげしげと見つめた。
バクスは素知らぬ顔で穀物をついばんでいる。
「餌は何を与えているんだ?」
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