私ときょうだい。

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お姫様と黒猫が戻ると、お兄さんが部屋から出てきました。 手には小さな種を持っていました。 お姫様と黒猫とお兄さんが揃うと、目の前に大きな滑り台が現れました。 「あんたが一番だろう?」 お兄さんがお姫様に言いました。 お姫様は黙って滑り台の前に立ちましたが、なかなか滑り出しません。 「どうした?」 お兄さんは訊ねました。
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