縁切り童子の自己紹介

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そんなある日のこと、寺に一通の手紙が届きました。朝廷からでございます。遣唐使として各国分寺から二名ずつの層を派遣するとのことでございます。和尚に呼ばれ私はその一員に選ばれました。 行く前に親に会いたいというと一日だけ出歩くことを許されました。親に会って遣唐使に出ることを伝え、近況を話し合いました。 その時に知ってしまったのです。 彼女はあの後すぐになくなったそうなのです。
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