ライバルは志筑遙

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1対1の勝負。 初めて 相手から 点数を奪うことに手間取った。 初めて 本気の俺から ポイントを奪った男。 これが 俺と互角の力を持つ 志筑遙との出逢いだった。 空『…ハァハァ、なかなかやるじゃん、お前。』 『お前じゃなくて”志筑遙”あと、お前もなかなかやるじゃん。ま、俺ほどの実力じゃないけどな。』 空『いちいちムカツク奴だな。俺は相楽空宙だ。』 遙『へぇ、気が合うね。俺も相楽空宙の事、ムカツク奴だと思ってたとこ。』 お互いが お互いに対して あまり良い印象を 持っていなかった俺達。 変なとこ 気が合うのかもしれない。 あれから 1時間くらい 試合をしたがお互い ポイントを取っては 取り返すの繰り返しだった。 結局 この日勝負の 行方は引き分けとなった。 それから 何度か 志筑遙と試合をした。 時間を忘れ お互いが全力で相手から ボールを奪うことだけを考えていた。 .
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