私は普通の人間だ!

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~涼音side~ む……景色が変わったな。 しかし…さっきは真っ白で今は薄暗い場所だから目が変になりそうだ… ……随分と人が多いな?  「勇者様が三人?変ですね…」 目の前にいるのは王女か? うむ… 「ここは何処だ?そして君は誰だ?」 取りあえず話を進展させよう。 居場所をつかむ術の無い2人の為に聞いてあげる私は優しいな! 「あ、はい。ここはキリジア王国の城の地下です。 そして私はこの国の第二王女のアリアといいます。勇者様方」 ふむ……まぁ、場所と名前がわかったのはいいが…… この3人の中では誰が勇者なのだろうな? 私は勇者などやりたくはないし…… 「勇者!?」 「はい…ですが、一体誰が勇者様なのですか?本来は1人の筈なのですが…」 この中で一番勇者として動くのになれてそうなのは… 「こいつだ、王女とやら。 こいつを中心にこれが展開していたからな。」 私は進藤君を指差し、その後に魔法陣を指差しながらそういった。
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