私は普通の人間だ!

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こいつを売って早々に自由を手に入れてやる! 「え、僕!?」 「そうですか……あ、あなた方のお名前は?」 そういえば言っていなかったな…… 「私は神守 涼音。 ……ここではスズネ=カミモリとなるのか? こいつはリュウセイ=タカハシ。 んで、この勇者がショウ=シンドウだ。」 「カミモリ様、タカハシ様、シンドウ様ですね。 じつは勇者召喚したのには訳がありまして……私達は今、魔王に攻められてはいるのです。 勇者様方のお力で、私達を助けて頂けませんか?」 「僕達でよければ力をかします! 魔王は僕が倒しますよ!」 「ありがとうございます勇者様!」 ……即答だな。口を開く隙も無いほど。 しかし……黒いローブを着た8人と流星が見事に空気だな。 うむ……暇だ。 「ねえ、アリア。この後はどうするの?」
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