第2話

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「…負けるのが怖いのか?」 その一言にオレは立ち止まり、振り返った 遙「オレがお前なんかに負けわるわけないだろ。 …いいよ、勝負して、お前のその俺様な態度改めさせてやる」 と、思った事を言った 「ふっ。望むところだ」 そして、1対1の勝負が始まった バスケ部では経験しなかった 相手のスピード、コントロール 1つの点を取るだけにこんなにも体力が奪われたのは初めてだった これが、オレと互角の力を持つ相楽空宙との出逢い 「…ハァハァ、なかなかやるじゃん、お前」 遙「お前じゃなくて"志筑遙"あと、お前もなかなかやるじゃん。 ま、オレ程の実力じゃないけどな」 「いちいちムカツく奴だな。俺は相楽空宙だ。」 遙「へぇ、気が合うね。 オレも相楽空宙の事ムカツく奴って思ってたとこ」 お互いがお互い よい印象をもっていなかったオレ達 変なとこで 気が合っていたのかもしれない それから1時間ほど相楽空宙と試合をしたが お互いのポイントを取っては取り返すの繰り返しだった 結局、この日の勝負の行方は引き分けだった それから 何度か相楽空宙と試合をした 時間を忘れ お互いが全力でボールを奪うことしか考えてなかった .
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