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ア「あ、私は大丈夫だから!
遙1人で使っていいからね」
…アヤノがどうみたって
オレより冷えてる
制服だから
冬でも短いスカートだし…
オレより少し前を歩き始めたアヤノを引っ張り、オレの方に向けた
ア「…?」
アヤノは驚いて
オレの顔ばっかり見つめている
そして
アヤノに
着けてもらったマフラーを少し半分外し
その半分をアヤノの細い首に着けた
ア「!遙…!?」
アヤノはオレにマフラーをまた着けようとしたのか
マフラーを外そうとした
その手をオレは止め
また歩き出した
遙「これでまだマシだろ。」
アヤノの頬が
林檎のように赤く染まったことを知らないで
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