第1話

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ア「あ、私は大丈夫だから! 遙1人で使っていいからね」 …アヤノがどうみたって オレより冷えてる 制服だから 冬でも短いスカートだし… オレより少し前を歩き始めたアヤノを引っ張り、オレの方に向けた ア「…?」 アヤノは驚いて オレの顔ばっかり見つめている そして アヤノに 着けてもらったマフラーを少し半分外し その半分をアヤノの細い首に着けた ア「!遙…!?」 アヤノはオレにマフラーをまた着けようとしたのか マフラーを外そうとした その手をオレは止め また歩き出した 遙「これでまだマシだろ。」 アヤノの頬が 林檎のように赤く染まったことを知らないで .
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