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「はぁ…で?話したことは?」
「ううん。ないよ…?」
「共通点とかは?」
「ん~?苗字くらい?」
「アイツのプロフィールとかは?」
「聞いたことないから…名前くらいしか」
「…。」
「…。」
「え、え、…えへへ…?」
「「あいつを好きになる資格なし!!」」
「ぇええ?!?」
反対されながらも自分の思いを話す巫女。
二人は批判しながらも巫女の話を聞いていた。
けど巫女は、2人には話していないある出会いが会った。
晶の話ではない…いや、晶には関わっている話。
それは数ヶ月前。
晶の友人の 近藤 浩輝に告られた話。
告られたときにはもう晶に恋していて、浩輝の事は振ってしまった。
けれどその日を境に 晶は確実に巫女を避けるようになった。
近寄らないように。
関わらないように。
さり気なく、晶は巫女を避けていた。
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