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「俺寝てたっけ?あれ?手足が鎖で繋がれている?」
男は拘束されていた。
男は状況がわからなかった。それは当然だろうと思う。
「ここで寝たのがいけなかったのか?」「消された異端者だからか?」
などと思考を巡らす。
ガチャ。そこで犯人と思わしき人物が入ってくる。
ここへ来たとき、説明してくれた美人だった。
「起きてたんですか?」
「何のつもりだ?」
「大丈夫ですよ。神界は存在しか住めないので食事とかも必要ないです。」
「それを聞いてるんじゃない!何で拘束されてるかを聞きたいんだ。」
「大丈夫ですよ。神界は時間の概念ないですから。」
「あんたは話を聞かない前提で会話してんだろ!?」
男の叫びはもっともだった。
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