幼なじみのあいつ

3/7
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
陽太「そんな事言わずにー…」 いや、これだけはダメ。陽太だけは、一緒に泊まらないって決めたんだもん! …理由は、いびき。 何回、悩まされたことやら… ただでさえうるさい陽太は、寝てもうるさくて。 陽太「すみれちゃん!(’・ω・`)」 すみれ「そんなかおしたってダメ。」 陽太はあからさまに、拗ねる。 陽太「…ケチ」 すみれ「…ケチじゃない。」 さぁ、そろそろ、陽太が折れる頃…かな。 陽太「ぶ~( ̄^ ̄メ)」 ありゃ、これは大変だ! 陽太が折れてくれないぞ?! すみれ「…ひ、陽太さん?」 陽太「……なに、」 あちゃー、やってしまった、駄々っ子になってしまう……。 すみれ「ご、ごめんなさい。けど、」 陽太「やだ、やだやだやだやだ」 でた。陽太のわがまま。 でもそんなのダメ、陽太だって大人なんだから。 すみれ「…じゃ~、今日は違う知り合いとかにでも…」 陽太「すみれちゃんしか居ないし」 すみれ「…いるくせに!…ほらわがままはもういいからさ。」 と、途端に陽太がソファーに座って、口を尖らす。 陽太「すみれちゃんがいいの。」 すみれ「えっ/////」 なに、急に、 陽太「どーせ、僕が茶色に染めたのも気づいてないんでしょ、」 あ、ホントだ。黒髪のストレート髪が茶色に染まってる、 すみれ「綺麗に染まってんねー」 顔を近づけてみるとさらに綺麗だわ、 陽太「ちかっ//」 あ、 すみれ「ごめん…//」 陽太がはなれた瞬間、陽太のシャンプーの香りが漂った。 あまりにも、好きな香りすぎてむせてしまう。 すみれ「っごほ。」 陽太「…だいじょーぶか、」
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!