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陽太「そんな事言わずにー…」
いや、これだけはダメ。陽太だけは、一緒に泊まらないって決めたんだもん!
…理由は、いびき。
何回、悩まされたことやら…
ただでさえうるさい陽太は、寝てもうるさくて。
陽太「すみれちゃん!(’・ω・`)」
すみれ「そんなかおしたってダメ。」
陽太はあからさまに、拗ねる。
陽太「…ケチ」
すみれ「…ケチじゃない。」
さぁ、そろそろ、陽太が折れる頃…かな。
陽太「ぶ~( ̄^ ̄メ)」
ありゃ、これは大変だ!
陽太が折れてくれないぞ?!
すみれ「…ひ、陽太さん?」
陽太「……なに、」
あちゃー、やってしまった、駄々っ子になってしまう……。
すみれ「ご、ごめんなさい。けど、」
陽太「やだ、やだやだやだやだ」
でた。陽太のわがまま。
でもそんなのダメ、陽太だって大人なんだから。
すみれ「…じゃ~、今日は違う知り合いとかにでも…」
陽太「すみれちゃんしか居ないし」
すみれ「…いるくせに!…ほらわがままはもういいからさ。」
と、途端に陽太がソファーに座って、口を尖らす。
陽太「すみれちゃんがいいの。」
すみれ「えっ/////」
なに、急に、
陽太「どーせ、僕が茶色に染めたのも気づいてないんでしょ、」
あ、ホントだ。黒髪のストレート髪が茶色に染まってる、
すみれ「綺麗に染まってんねー」
顔を近づけてみるとさらに綺麗だわ、
陽太「ちかっ//」
あ、
すみれ「ごめん…//」
陽太がはなれた瞬間、陽太のシャンプーの香りが漂った。
あまりにも、好きな香りすぎてむせてしまう。
すみれ「っごほ。」
陽太「…だいじょーぶか、」
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