いじめられっ子からの決別～第一章完全版～

亮平との出会い

典彦「そうなんですか！？」

亮平「これからマンツーマンで稽古が出来るから、典彦くんの努力と頑張り次第で強くなれるよ？」

典彦「本当ですか！？師範」

亮平「あぁ、君はまっすぐで純粋な目をしてる、ちゃんと取り組めば強くなれる、だから頑張ろう典彦くん」

亮平は典彦を見ながら断言した

典彦「はい！」

亮平「まず始める前に準備運動だ？」

亮平は典彦を起立させ、準備運動を指示した

典彦「１、２・・・７、８！師範、終わりました」

亮平「次は柔軟だ？足を伸ばして座って」

典彦「痛てててて！！痛い！師範」

亮平「柔軟しないと、怪我するから入念に」

亮平は座らせた典彦の背中を押し、前屈、開脚させ交互に柔軟、両足をくっ付け股関節の柔軟を入念にした

亮平「これで完璧」

典彦「結構柔軟するんですね」

亮平「怪我するから」

後輩１「亮平先輩良かったですね！生徒が出来て」

後輩２「そうだな？」

主将「お前らなにサボってる！亮平先輩の邪魔せずに稽古に取りかかれ！」

亮平が典彦の柔軟をしている微笑ましい所を見ていた後輩二人は喜んでいた

亮平「それじゃ、お待ちかね、基本の形をおしえるよ？」

典彦「はい！師範」