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亮平「まずは構えから、典彦くん利き手はどっち?」
典彦「右利きです」
亮平「じゃ、まずは見てて」
スッ
亮平は前足(左足)を相手方に向け、一歩出したあと、45度に足を開き、半身にしたあと、膝を軽く曲げ、後足(右足)の踵を浮かし、右手を水月(みぞおち)近くを守るように手を起こし、左手は顎近くまで拳を上げ、構えた
典彦「すごい・・・威圧感を感じる」
亮平「典彦くんもやってみようか?僕の真似してごらん」
典彦は亮平に言われるがまま、見た通り構えてみた
亮平「初めてやったにしてはちゃんと出来てるね?
心の声(やっぱりあの方の息子さんなのかな・・・)?」」
亮平は典彦の構えを見回しながら言い、次に進めた
亮平「一歩進み、右足をクルッと回しながら腰を入れて
ブォンッ!
撃つ!」
亮平は構えから素早く動き、突きを撃ち抜いた
亮平「やってごらん?」
典彦「はい!」
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