亮平との出会い

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それからというもの典彦は、学校が終わった後、道場に行き、道着に着替えた後、亮平から教わった形を反復練習し、亮平も典彦が慣れてきたのを見計らい、全ての基本の形をゆっくりと丹念に教えた 典彦が道場に通い始めて3ヶ月が経ったある日のこと シュッ!ビュン! 亮平「少しは様になってきたね?」 典彦「ありがとうございます!あの師範、形のテストをしてもらえませんか?」 亮平「いいよ?僕の言う形をやってね?じゃ、まずは胴突き、後拳」 典彦「はい! スッビュン! せいっ!!」 典彦は構えから一歩前に踏み込み、膝を曲げ、しゃがむようにし、左手で顎を守りながら、右拳を胴に撃ちこんだ 亮平「次は揚打(あげうち・アッパーカット)後拳」 スッビュン! 典彦「せぃやあぁ!!」 典彦は構えから前に踏み込み、顎を狙うように、下から上に打ち上げた」 亮平「(3ヶ月にしてはちゃんと出来てるな・・・)よしそろそろ次の段階に進むか!よし典彦くん、大分基本の形も出来てきたみたいだから、新たに練習メニューとして撃ち込み稽古を加えるよ」 亮平は防具を着けながら典彦に伝えた
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