亮平との出会い

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典彦「ボクシングするみたいですね」 亮平「巻かないと手首痛めたり、怪我を防止するために巻くんだ?じゃグローブに手を奥まで入れて?」 典彦は指をグローブに入れ、奥まで入れた ギュギュッ 亮平「奥まで入ったらグっと握ってみて?」 グッ 亮平「OK、結ぶから、掌を見せるようにして腕を向けて?」 典彦は亮平の指示に従い、グローブをつけ終わった ギュッ 亮平「どう?着けた感想は?」 典彦「ものすごく守られてる感じがします」 亮平「なるほどね?じゃ、待ってね?僕もつけるから」 亮平は更に鉄面に、グローブを着け、向かい合うように並んだ 典彦「師範、ものすごい重装備ですね」 亮平「大会に出るようになったらこれを全て着けて出るんだよ?来年からね」 典彦「中学3年生になったら全部着けるんですか?」 亮平「必ずね?でも今年までは面は着けない」 典彦「そうなんですか」 亮平「さてと雑談せずに初めての撃ち込み稽古を始めるよ、まずはお互いに礼!」 典彦と亮平は正座し、お互いに礼をした 亮平「これから撃ち込み稽古を始めます!」
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