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典彦の自宅前
亮平「着いたよ?歩ける」
典彦「はい、大丈夫です」
典彦はふらふらしながらも自力で助手席から降り、家の中まで入っていった
家に入ると美羽が典彦の帰りを待っていた
美羽「お帰り、遅かったじゃない・・・って典彦・・・そのケガどうしたの・・・!?」
美羽は典彦のケガや傷を見て驚いた顔になって典彦に話し掛けた
亮平「君は誰?典彦くんの友達?」
美羽「隣に住む幼馴染みの神原美羽です、それよりあなたはどなた様ですか?」
亮平「僕は上谷亮平、近くで道場をしている者でね、典彦くん、いや高木くんが僕の道場の目の前で倒れていてね・・・それで、傷の応急処置と、保護はさせてもらった」
美羽「そうだったんですか・・・典彦、誰にやられたの?まさか・・・武道に」
典彦「うん・・・」
美羽「武道の奴・・・!
ガシッ
典彦「行くな・・・美羽」
美羽が玄関を駆け出そうとした時、典彦が肩を掴み、美羽を止めた
美羽「どうして止めるのよ!」
典彦「武道の事はいつか僕が決着(けり)をつける、だから美羽は手出ししないで・・・!」
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