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典彦は涙を流した美羽の顔に手を置き涙を拭った
亮平「それじゃ、僕は帰るよ?典彦くん、傷が完治したら道場に来て、稽古しよう」
典彦「はい!師範、送っていただきありがとうございます!」
亮平「じゃ、またね?」
亮平は車に乗って帰っていった
美羽「典彦ご飯食べれそう?」
典彦「うん、いつもありがとう、美羽」
美羽「お隣同士で、幼馴染みの仲じゃない?気にしないの、それより速く傷治して稽古行かなきゃね」
典彦「美羽は僕のおかんか(笑)」
典彦はお母さん口調で話してくる美羽に突っ込んだ
美羽「いつも一緒にいるからいいじゃない?(笑)」
ケガをしてから2週間後、学校生活はどうにか過ごすことが出来、傷も大分完治し、典彦は稽古を再開するために道場に向かった
2週間後、上谷流日本拳法道場
ガラガラガラ
典彦「こんにちは!師範」
亮平「典彦くん!傷はもう大丈夫なのか?」
典彦「はい、大分よくなりました!今日から改めてよろしくお願いします」
亮平「目が生き生きしてるね?」
典彦「早く傷が治るの待ってましたから?稽古するの楽しみで」
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