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亮平「初めてにしては上出来だ、次の形にいくよ?前拳伸ばして?」
バシッ!シュッ
亮平「せぃ!!」
ビュン!
亮平は、典彦の前拳を摺り足で下がりながら右で払い受け、そこから一歩踏み込み、相手の側身に入り込み、身体を沈めながら、胴突き前拳を稲妻(肋下部の軟骨部)に寸止めで撃ちはなった
典彦「寸止めなのに殴られたような感じがします」
亮平「慣れたら出来るようになるよ?観るより慣れろだ?やってごらん」
典彦「はい!」
シュッ
スッ、バシッ!
タッ!
典彦「どうぅ!!」
ビュン!
典彦も亮平のやった通りにやりきった
更に一時間が過ぎ、一通りの搏撃の形を教え、今日の稽古の締めを典彦に伝えた
亮平「これから、この形を撃ち込み稽古をやるときに、メニューに加える、それと想乱(シャドーボクシングみたいなもの)空乱(寸止めなどで行う自由組手)も今度来るときから追加するから」
典彦「はい!」
亮平「じゃあ、今日の稽古を終わります!互いに礼!正面に礼!」
典、亮「ありがとうございました!」
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