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その日の夜・・・亮平は典彦の練習方法について考えていた
亮平「想乱は一人で出来るし、空乱は僕がやればどうにかなる、だけど、大会に出るとなったら、防具練習(組手)に慣れさせないとな・・・僕一人じゃ時間がかかる・・・そうだ!あいつらに頼んでみよう」
亮平の頭の中に思惑を思い浮かんだ
搏撃の形、空乱、想乱をメニューに加えてから3週間後、初めての大会まで2ヶ月を切ったある日のこと
典彦「おはようございます!」
亮平「おはよう、典彦くん」
典彦が道場の扉を開けると、そこには典彦が始めてきたときに来ていた大学生の人達が出稽古に来ていた
典彦「今日は大学生の方達が出稽古に来てるんですね」
亮平「それもあるが、今日は典彦くんの為になることを頼んであるんだ」
典彦「僕の為になることですか?」
亮平「搏撃の形や、空乱を教えて、ちょうど慣れてきただろ?それに大会も二ヶ月切ったし、本格的に相手とやる防具練習を始めようと思ってね?それで丁度、僕の後輩が出稽古に来るみたいだから、序でに典彦くんの相手を頼んだんだ?」
亮平はいきなり不適な笑みで典彦を見つめた
典彦「そんないきなり・・・!そんなぁ・・・!」
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